軟派な王子様【完結】

言葉がもつれる。



「そっそーなんだ。」

それまで隣を歩いていたのが嘘みたいに目を合わせることも出来ない。



「迷惑…かな…??」


私は首を横に振った。

すると昇君はうれしそうに笑った。


少し頬を染めて…。


昇君の気持ちは痛いほど嬉しかった。

でも…



私の中になにかが引っ掛かって…

つっかえて…




一体これは…


何??
誰??



どうしてもそれを抱きしめることは出来なかった。


昇君…





ごめんね…。