ずっと桐谷涼が気になって、学校が終わって早速桐谷涼について調べ始めた。


「きっと、ファンも多いんだろうな…。」

なんとなーく桐谷涼で検索していると…。

「えっ、なにこれ!?」

なにげなく桐谷涼のブログを見ていると、1000人以上のファンからコメントがあった。

「やっぱ、この中で目をつけてもらえるなんて無理だよね…。でも、ちょっとだけで良いから気にして欲しいな…。」

あたしは桐谷にファンレターを書いて見ることにした。

毎日何通というファンレターが届くはずの桐谷が見てくれるとは思わないけど、見てくれますようにという願いを込めて。


この時あたしは恋というものをまだしたことがなく、彼への気持ちを知らなかった。