【完】恋愛条件




「お前、それは゛恋゛じゃね??」

『え?!』


この感情が恋してる証拠なの!?



「じゃあ、考えよう。蓮の隣に知らない女がいたらどうする?」

『…いや』

「目を瞑って思い浮かぶのは??」

『…蓮』



私の回答に飲み終わった、いちごみるくを地面に置いて溜め息。



「もう、お前は蓮が好きなんだよ」

『……』


そう言われて、私の頭には出会いから今までの蓮の記憶が流れる。

そっか…、この感情は蓮が好きって意味なんだ。

私、今気づいた…



「おら、蓮とこに行って来いよ」

『うん!!』


浅田くんは出口のドアを顎でクイッと指して、地面から立ち上がった私の背を軽く押した。



『ありがとね!今度浅田くんの恋の相談も聞くよ!』

「おう!」


手を振って私は急いで屋上を出た。