【完】恋愛条件



蓮達が後をついて来てるとは知らずに、朱祢達は電車を乗り継いで遊園地に着いた。



『わぁー…、デカイ』


入り口前に立って思った素直な感想。

確かテレビでこの遊園地紹介してたけど、敷地が凄い広いんだったよね…
1日では全ては乗れないか…



「なーに、ボーっとしてんだよ」


チケットを買って戻って来た竜ちゃんに頭をペンッと軽く叩かれた。



『え?いや広いなーって』

「まぁ、確かにな。ほら!行くぞ!」


再び手を握られて、また心臓の音がうるさくなる。



もしかして…私…



「おい!最初に何乗る?」

『え!』


ゲートをくぐってすぐ、竜ちゃんに話しかけられて私はハッとした。



「んじゃ、パンフレット見て決めようぜ」

『あ、そうだね!』


パンフレットを竜ちゃんに見せられて私達はその場で最初の乗り物を決める事にした。