その時、微かに蓮の体が動いた。 「…あか…ね?」 『ご、ごめん!起こしちゃったよね…』 「いや、別に…」 顔に被さっていた漫画が落ちて起きたばかりの目をこすり私を見た。 「それ…ッ」 視界がハッキリしたらしく、私の手に持っていた写真を見て目を大きくした。 『ポケットに入ってたけど…、何でこの写真持ってるの??』 「……」 控えめに聞くと蓮は俯いてしまった。 何かマズイ事聞いちゃったのかな…?? でも、何で持ってるか気になるし… しばし、二人の間に沈黙が続いた。