「失礼しまーす。」
リョウが保健室のドアから顔を覗かせたけど、先生はいないみたい。
「リョウ、足大したことないし、もう大丈夫だよ!」
あたしはけんけんで校庭戻ろうとした。
いや、正確には逃げようとした。
だって、さっきからなんかソワソワするんだもん。胸の奥をこちょこちょされたみたいに。
でもリョウは逃がしてくれなかった。
あたしの腕をしっかりつかんで引っ張ってきた。
あっ...っ!
挫いたほうの足をかばって体勢が崩れてしまったのをリョウが俗にいう、お姫様だっこであたしを椅子に座らせた。
リョウが保健室のドアから顔を覗かせたけど、先生はいないみたい。
「リョウ、足大したことないし、もう大丈夫だよ!」
あたしはけんけんで校庭戻ろうとした。
いや、正確には逃げようとした。
だって、さっきからなんかソワソワするんだもん。胸の奥をこちょこちょされたみたいに。
でもリョウは逃がしてくれなかった。
あたしの腕をしっかりつかんで引っ張ってきた。
あっ...っ!
挫いたほうの足をかばって体勢が崩れてしまったのをリョウが俗にいう、お姫様だっこであたしを椅子に座らせた。
