あれは一体誰だったんだろう。 私の運命の人なのかな。 あの日貰ったピンクの花を見つめ、またため息が出た。不思議とその花は、まだ枯れることなく残っていた。 今、私は高校1年生だ。 本当にもう一度会いたいな。 うっすらと覚えてはいるが、顔までは思い出せない。 そうこうしているうちに、家のチャイムが鳴った。 「愛梨、学校!!」 「やばい、忘れてた!!!」 私はドタドタと足音を響かせて階段を駆け下り、幼馴染みの優のもとへと向かう。