「…っく」 「どーした?」 なんで気づかなかったんだろう こんな不吉な日に先輩に会うなんて もっと早く気づいてれば 明日にだって渡せたはず 「せんぱ…」 視界がぼやける 雪がキラキラ光っているように見えた 「え⁈なんで泣いてるの⁈ なんか俺悪いこといった⁈」 違うの… 先輩は何も悪くない 「…ひっく……ぅう…」 「ごめんなって、な?泣かないでよ…」 違うんだって先輩 謝らないで って言いたいのに 涙はどんどん溢れてきて 言葉がでなかった