胡蝶蘭 ~短編~

目をさますと朝日が差し込んでいた。


「初穂、起きて」


「ん、あれ?大人たちは?」

「まだ私たちがどこにいるかバレてないみたい」

「良かった、じゃあ早くこの村から離れよ?」

うん、と私は頷いた。


























私が外にでる準備をしていると初穂が


「あ、俺先に外にでて様子みてくるね」

と言った。

「え、でも」

「大丈夫だよ、大人たちはこの近くにいないみたいだし。」





「わかった、気をつけてね?」



「うん」

と言うと初穂はいつものように笑った。