先輩かもしれないけど… 顔が見えるまで近付く。 ってあの人、 うちのクラスの一之瀬快斗だ。 「陽南…」 「へ?」 それは、此処にいる私を見て発しているようで 違うところを見て言っていた。 これが、快斗との出会い。