そして迎えた週末。
ーーピンポーン
「はーい!リュウ出て〜!」
キッチンからリビングにいるリュウに向かって叫ぶ。
あたしは朝からいろんな準備に追われて大忙しだった。
直前になって人数が増えてしまい、昨日の夕方急きょ食材の買い出しをして、朝から大量の料理を作成中。
美久と李久の着替えをさせていたリュウは、立ち上がって玄関へと向かう。
「ボーくん??」
美久が嬉しそうにリュウの後を追う。
そんなにノボル君のことが好きなんだね。
「お邪魔しまーす。やっほー、妃芽ちん!李久ちんも」
「どもっす、お久しぶりっす」
一番乗りでやって来たのは、美久お待ちかねのノボル君とカエデちゃん。
カエデちゃんはいつも以上に綺麗で、キラキラ眩しい笑顔をあたしにくれた。
ノボル君も前に比べると大人の色気が増してカッコ良くなったし、天真爛漫なカエデちゃんと何気にお似合いだ。



