ノボル君は人懐こい性格で子ども好きだからなのか、人見知りがちな美久でもすぐに懐いた。
リュウはそれが気に入らなかったみたいだけど、ノボル君が帰る時には大泣きしちゃって大変だったっていう過去もあるくらい。
「カエデちゃんとボーくん来るの?」
さっきまでテレビに夢中だった美久が、クルッと振り返って目を輝かせ始める。
「うん、今度の土曜日ね」
「やったー!!」
「みーくー!お前、パパの時より嬉しそうな顔してんじゃねぇよ」
「きゃはは。くすぐったーい」
不満そうに美久の脇腹をくすぐるリュウは、さらに機嫌が悪そうだ。
今度の週末、大丈夫かな……?
不安要素は拭えないけど、なんだかんだで来たらリュウも追い返すようなマネはしないだろうし。
きっと、大丈夫なはず!



