「なんだかんだ言いつつ、李久も美久先輩のこと気にしてるんっすよ」
すかさずフォローを入れる相田君。
その金髪が眩しくて、思わず目を細めた。
李久が心配してる……?
そんな風には見えないけど。
むしろ楽しんでるような感じじゃん。
「心配?なわけないじゃん。いかに姉ちゃんをからかうかで頭がいっぱいなのに」
イタズラッ子のような笑みを浮かべる李久は、小学校低学年レベルのようなことを堂々と言ってのけた。
「あんたねぇ……そんなんじゃ彼女に振られるよ?もうちょっと大人になれば?」
毎回思うけど、この性格は絶対パパ譲りだ。



