少し心配になりつつリビングのドアを開けた。
「美久おはよう」
キッチンから顔を出したママはどう見てもスッキリした顔をしていて、寝不足のような感じじゃない。
上機嫌で鼻歌交じりに朝ご飯の支度をしていた。
「なんで起きてるの?」
昨日飲みに行ったはずじゃなかったっけ?
いつもなら確実に寝てるのに。
「今日愛翔と海に行くんだってな?」
後ろから聞こえたパパの声に驚いて振り返る。
「なんで知ってるの?」
言ってなかったはずなのに。
「酔っ払ったユメがペラペラ喋ったんだよ」
えー‼
協力してくれるって言ったのにー‼



