「別に」 「…………」 ぶっきらぼうな声で気怠げにそう言うけど、なんでもないようには見えない。 絶対なにかあるような顔だ。 「ご飯出来たよー‼美久ちゃんも食べてってね」 ユメさんが明るい声であたし達を呼んでくれる。 気になりつつも、愛翔が立ち上がったのであたしもその後を追った。 「わー‼美味しそう」 大皿に盛られた大根サラダと具沢山の冷麺を見て顔が綻ぶ。 「おかわりもあるからいっぱい食べてね」 「うん、いただきまーす」 暑い夏にはやっぱり冷麺だよね。 さっぱりしてて美味しい。