「ほ、本当にあたしを……?」
カエデちゃんは、信じられないとでも言いたげにノボル君を見つめる。
だけど、ノボル君同様その顔は真っ赤で。
見てて微笑ましいというか、すごく可愛い。
あたしもユメさんも、2人のやり取りをハラハラドキドキしながら見守っていた。
「マジっす!イッキさんとか辰巳さんの兄妹ってことは関係なく、ひとりの女性としてカエデちゃんが好きっす!」
ノボル君は耳まで真っ赤で、最後はもう緊張してるのが見ててバレバレ。
でも、まっすぐに想いを伝える姿に感動してしまった。
「あ、あたしも……ノボるんが好き」
カエデちゃんは涙目で微笑んだ。
良かったね、カエデちゃん。
なんだか、あたしまで嬉しいよ。



