ダメだとわかっていてもイライラしてしまう。 いけないことを叱るつもりが つい怒鳴ってしまうことも増えた。 「どうしてそんなことしたの?李久イタイイタイだよ!」 目の少し上だから良かったものの、目に当たってたらと思うとゾッとした。 「……ひっく。だっで……ママが」 「李久は何も悪いことしてないでしょ?そうやってお人形で叩いちゃダメなの!わかった?」 鼻水と涙でぐちゃぐちゃの美久に少しきつめに言った。