「お前は今後一切妃芽と話すな。話したら即退場」
「えっ?」
た、退場……?
不機嫌な顔を崩すことなく、リュウは淡々と言った。
「それと……」
今度はゾクリとするほど低い声を出すリュウ。
「俺らのことをこれ以上詮索するのはもうやめろ。これ以上聞いたら、テメーら店にいらんねぇように裏で手ぇ回すから」
「「「は、はいっ……!すみませんでした」」」
リュウの言葉に3人は青ざめ、姿勢を正してピシッと座り直した。
「はは、相変わらずお前の姫ちゃん溺愛ぶりは変わってないなぁ。うまくいってるみたいで安心したよ」
イッキさんが綺麗な顔で笑う。
なんだかんだ言っても、イッキさんも心配してくれてたのかな。
「俺のことは終わりっつっただろ。それよりノボル、お前男なんだったらはっきりしろよ」
さり気なく話題をそらすリュウ。
その矛先はノボル君。
あたしは、何だか嫌な予感がした。
まさか……ね。
「何がっすか?」



