「うー!あーっ!まんま」 おい!! まんまじゃないでしょ。 この状況でお腹空くとか……。 どういう根性してんのよ! 男の子は強くなきゃっていうけどさ。 「本当に大丈夫?」 後ろでギャーギャー泣く美久をよそに李久を膝の上に座らせた。 遊びだと勘違いしたのか、李久は体をジタバタさせて楽しそうに笑い出した。 も〜! 笑ってる場合じゃないって! 「っく。ママのバカー……っ!うあーんっ」