────トントンッ。 ドアを開け、部屋に入る。 イスに座るように促された。 主治医は優馬に病気と残りの命のことを伝えた。 静かに話を聞く優馬。 私は、優馬の顔を見ることができなかった。 ただ俯いて涙を堪える。