『じゃあ、勉強しないよー?』 『うっ……』 光輝は勉強が得意じゃないから、今のままじゃ留年もあり得てくるらしい。 だから、どうにかしてでも勉強してもらいたい。 私は、勇気を振り絞って光輝の唇に軽く自分の唇を当てた。