いじわる執事とお嬢様。



「え、何それ?!」

私が話を終えてすぐに香織は驚きの声をあげる。

そして、確信したようにこう言った。



「その仁って執事、絶対心愛のこと好きでしょ!」





「…え?!それはないよ!昨日会ったばかりだし。」



それに、アイツは私の反応をみて楽しんでるに決まってる!





「いや、一目惚れかもしれないよ」