いじわる執事とお嬢様。

それが一番の疑問だ。

飛び級をする実力があるなら、
わざわざ執事になる必要はない。


「私だったら、他の職業につくわ。」



そう言うと、仁は予想していなかった事を言った。


「僕はボディーガードでもあります。」


「…え?!」