いじわる執事とお嬢様。

「心愛お嬢様w可愛いですねww」

そんな私を見て仁は爆笑している。



な、何よ!

またそうやってからかう…!


私は、仁を無視してトーストをかじる。


やっと笑いが収まった様子の仁も食べ始めていた。


_そして、私より先に完食した彼は
心底幸せそうに微笑んで私を見つめた。



ドキン。
…心臓が跳ねる。