「…昨日言ったでしょ!できることは手伝うって。」


「ですが…」


不服そうに言う仁に、私は続けて話す。

「いいの。私が家にいる間、家事は任せて。」


「学校に行っている間は仁にお願いするから。」



「…わかりました。」

私が言うと、しょうがないといった様子で仁は了承した。



「_でも、無理したら怒りますよ?」