いじわる執事とお嬢様。


「僕もです。気が合いますね。」

僕はそう言って水を飲んだ後、
お嬢様の隣に座った。



すると、お嬢様は少し顔を赤く染めて目を逸らす。



それを誤魔化すように手をもぞもぞさせながら口を開いた。



「…そ、そう言えばさ、仁って…何歳なの?」



「18です。」