いじわる執事とお嬢様。


「…そ、その前にはなしてくれないの?」


「呼んだらしてあげましょう。」

「さあ、どうしますか?心愛お嬢様」


な、何この執事…
完全に私で遊んでる…!!


仕方なく口を開く。

「じ、仁…」


私がそう言うと、やっと仁は手をはなしてくれた。