いじわる執事とお嬢様。

そのあと、自分の荷物を整理したり、奥様たちの手伝いをしていたらいつの間にか朝になっていた。


そしてお嬢様が起きるのを待つ。

お嬢様にとって初対面の僕が、
いきなり起こしに行くのは流石に気が引けたからだ。



それにしても。

…いい加減に遅い。


お嬢様は何をしているのでしょう。


時計を見ると、既に朝8時を指していた。


お嬢様、昔からドジなのは変わっていないようですね。