キーンコーン…


最終下校時刻を告げるチャイムが鳴り響いた。





「よし、続きは帰ってからだね」



そう心愛の耳元で囁くと
真っ赤な頬をさらに赤く染めて
目を瞬かせる。


そんな彼女を見てると、
つい いじめたくなっちゃうんだよな。




「フッ…お楽しみに、ね?」



「…もうバカ!」



そしてまた君にいじわるをする、
そんな夕方。