いじわる執事とお嬢様。


そんな私を見た仁は少しむっとした顔をして

一瞬にして私を壁に追い詰める。



「…わっ?!」





「形勢逆転」


彼の表情はさっきの無邪気な笑顔から
怪しい微笑みに変わっていた。



でも、透き通った瞳は優しい色を浮かべていて…


私は思わずどきっとする。




「なーに また照れてんの」