いじわる執事とお嬢様。



「ほら!数えきれないくらいしてるんだよ」



うっ…

それもそうか。



すると、夏菜が呟く。


「キス魔か…羨ましいなぁ」

「私の彼氏はそんなんじゃないからなー」



「え、そうなの?」


花梨の問いかけに夏菜は続ける。