いじわる執事とお嬢様。

ま、気にしないでおこう。

きっとお父さんの友達だよ。


なんて考えながら相変わらず広い庭を歩き、家の扉を開ける。



「た…」

_ただいま。と私が言うより先に



「おかえりなさいませ。心愛お嬢様。」



…何故か今朝の男が微笑んでいた。