そして彼は先程いた雑貨店へと向かう。



「え?!ちょっとまってー!」


私があわてて引き止めると、
仁は突然立ち止まって言った。


「冗談ですよ」


「もう!」


ていうか、さっきからふざけてばかりな気がする。