Princess of silver

「そ…んな。」
駅で膝を付く私を歩行者は早々と抜かしていく。
その瞬間。
コロン
と音がして私の目の前に落ちた銀の玉。
ブレザーのポケットから落ちたんだろう。


「で…も。でき…ない繭を…こ…ろすなん…て」
ガタガタと震えを止めながら立ち上がると学校へ向かった。