Princess of silver

「あ、佐藤さん。ちょっと由佳ちゃん借りるね。先生に休みましたって言っといて!」
「え?まさかぁ…田山くんって…」
青ざめる繭。
「え??ちょっと!」
抵抗するが力が強い田山はズリズリ引きずり、私の右手をつかんだまま。


駅から出ると。
近くの木のしたのベンチに腰掛けた。
田山が自動販売機でリンゴジュースと自分用のコーヒーをかって私の隣に腰掛けた。