Princess of silver

高校が遠い私達は、電車通学だ。
朝はサラリーマンが多く毎朝飲み込まれそうになりながら高校に向かう。
今回も人が多く、身長が高い私は身長が低い繭を毎朝支える役目。
いつもの場所のドア側に立つと。


ふと、金髪の人が反対のドア側にいた。
怖っなんて思っていたら。
よく見ると、うちの高校の制服だった。