「今日席替えしたでしょぉ?」 「うん?」 リッツを頬張りながら頷く。 「その時にね、好きな人と隣になったの…」 「え?繭の隣って誰だっけ?」 同じクラスの繭のことなのに忘れてしまった。 一々親友の隣の席の奴なんか気にしてらんないよ。