産まれたときから一緒の繭は私の妹みたいなもの。
皆は繭のこと嫌いみたいだけど。
何で嫌いかわからない。


「あっ、そう言えばぁ。」
放課後に私の部屋でお菓子を摘みながら話すのはいつものこと。
チョコレートの包みの端と端を引っ張りチョコレートを食べながら繭がいった。