「ん…」 いたたた。と起きあがると体に桃色の毛布が掛かっていた。 「誰が…あれ?私何で屋上にいるの?」 バサッと毛布を剥ぎ取り畳むと朝日が登った。 洋子は眩しそうに目を細めてそれを見ると。 「何してたんだっけ…」 呟くように言った。