結果。
常盤先輩と帰ることになりました。
ずっと沈黙。
私はずっと下向いていた。
「ねぇ。」
ビクッ!!
「は、はい…。」
「プッ!ハハッ!
何ビクビクしてんの?(笑)
何も緊張すっことねーよ!!」
ドキッ
わ、、笑った顔初めて見た。
元々美形なのに笑ったら
女の私より悔しいけど
か、かわいい………。
私、絶対この人と釣り合ってない!!
隣に居たら彼女とか思われちゃうよね。
…………。
あれ?そーいえば
私を初めて見た時って入学式って言ってた。
入学式はみーちゃんとも近くで
それからの学校生活もほとんどみーちゃんと
共にしてた。
もしかして!
「あ、あの、、!!」
「ん?」
もしかしたら
「私とみーちゃん、勘違いしていませんか?!」
常盤先輩は私の名前を知ってた!
って事は誰かに名前を聞いたはず。
ホントはみーちゃん目的で
その時みーちゃんと一緒だったから
間違えて私の名前をその人が
教えたのかもしれない!
それで名前を呼んで、私が反応したから
後に引けなくなったのかも!!
「は?何いってんの(笑)」
え?
「間違えるわけないじゃん(笑)
俺、花木の事一目惚れっつったじゃん。
一目惚れした相手を間違えるわけねーだろ!」
グッと顔が近づく
うっ……
キス出来ちゃいそうなくらいの距離。

