「大丈夫?ごめんね。お母さんじゃないしお父さんでもないよ。」

「ここで泣いててすみません。うるさかったですよね?見たくなかったですよね?」

「いや、別に。心配になって。俺も妹がいるから。」

「兄弟いるんですか…。いいですね。」

「えっと…名前は?」

「夏川美桜。」

「美桜。俺は奏季。よろしく。」

「はぁ…奏季さんですね。わかりました。」

「奏季さんは何歳ですか?」

「俺は14歳で中2。美桜は?」

「私より2つ年上なんですね…。私は12歳で小学6年生。」

「えっ。小学生ー!?」

「ふけてみえるんですか?ニッコリ?」

「そー言う意味じゃないよ。」

「で、美桜何があったの?」