校門出たのはいいけど....

『佐嘉太君、いつの間にそんな格好に?』

校門出て後ろを向いたら、いつもの地味な佐嘉太君がいた。

さっきのほうがいいのに....。

「誰かに見られたら大変だからね笑」

口調も戻ってる....。

「なんで残念そうな顔してるの?笑もしかして、さっきのほうがよかった?ニヤ」

『なっ////何言ってんの!?バカじゃない!?もう帰るから!』

そういって家に向かって歩き出した。

スタスタスタ....スタスタスタ

『....なんでついてくるの』

「なんでって...僕の家もこっちだからね」

そうなんだ。

『あっそ』

でも、ずっと一緒じゃない?

私の家の先なのかな?

まぁ、いっか。

『じゃ、私の家ここだから』

「ちょっと待って」

『え、何?』

「明日、7:00に屋上に来い。じゃぁな」

『は?ちょっ...』

行っちゃった....。