ギューッ

「すっげぇ嬉しい」

佐嘉太君がものすごく可愛い....。

でも、ちょっと苦しい....。

『佐嘉太君、苦しい....』

「あ、ごめん」

『うん、いいよ』

「てか、龍」

はい? 龍? どこに?

『??』

「はぁー....」

すっごい溜め息つかれた....。

「下の名前で呼べ」

あー、なるほど。

自分の下の名前を言ってたんだ。

『まだはやいよ....////』

さすがに龍って本人に言うの恥ずかしい////

「言えよ」

そう言って、佐嘉太君じゃなくて龍がベッドにあがってきた。

ギシッ

『おりてよ』

「じゃぁ呼べ」

この俺様め〜。

「はやく言わねぇとここで襲うよ?」

『は?!バカじゃないの?!』

「いいからはやく呼べよ」

近い近い近い近い!

今、私がちょっとでも動くとキスできそうな距離。

『りゅ、龍!////』

「はい。よくできました」

チュッ

『...なっ!?ききき、キスしたぁ!』

「だって、美爽が可愛いから」

『はい!?意味わかんないから!』