悪夢の少女


…悪魔が…私の中に…

こういう光景を見るからいけないのか。

私はそう考えた。

…でも…見て見ぬ振りをするのは…

チラッと見る。

瑠李は泣きながら女子たちを睨んでいる。

…やっぱり…助けないと…悪魔になんて負けていられない

私はいじめている女子の肩に手をおいた。