私は保健室を出た後、丁度休み時間だったため屋上へきた。 「…ハァ。」 最近ため息の数が異様に増えている気がする。 …なんかもう…疲れたな。 ふと半袖から出ている自分の右腕の事を思い出す。 半袖を少し上にめくると前、魔王につけられた模様があった。 色はまだ、変化していない。