「おい、お前、大丈夫か? ボーッとしてるみたいだし…顔も赤いぞ? やっぱ今日は帰るか?」 あいつは私の顔を覗き込んで心配そうに聞いてきた。 ードキドキ 私はあいつの顔をずっと見てられずにプイとそらした。 「…別に大丈夫だ。もう痛くない。」 それだけ言うとベッドから立ち上がり、青山をおいて保健室をでた。