悪夢の少女


「…何があったんだよ?」

あいつは生唾を飲み込んで震える声でそう言ってきた。

「…魔物を生み出している元凶…魔王が私を助け、さらったからだ。」

「魔王が!?」

「…あぁ。あいつは私を自分のいいなりにする。と言ってきた。

だが私はあいつのいいなりになんてなりたくないと願った瞬間…

力が目覚めてしまった。」

青山はしばらく考え事をしているような仕草を見せたが、

「お前が言ってた力ってなんだよ?」

すぐにそう私に質問してきた。