悪夢の少女


「立てるか?」

そう言われて初めて自分がお姫様抱っこをされていた事に気づく。

「…あぁ…問題ない。」

「そっか。良かった。」

あいつはニコッと笑って私をゆっくりとおろした。

「んで、なんで空からお前が降ってきたんだよ?」

…そろそろこいつに…教えておいた方がいいよな…

「…外では話したくない。私の家にこい。」

「わかった。」

あいつは大人しく私の隣に並んで歩き出した。