あいつはしばらくポカーンとしていたが 「フッ…ハハハハハハハハ!!!」 いきなり笑い始めた。 「お前…大丈夫か? 諦めなければ乗り越えられる? 可笑しいのは俺の頭じゃなくお前の頭だと思うぞ!?」 「…うるさい」 「だったらやってみろ。 お前の思う存分な。」 あいつはそう言うと私の後頭部を思いっきり殴った。 「……………っ!」 激しい痛みがはしり 私の意識はなくなった。