悪夢の少女


お父さんと戦っていた魔物も、

消滅してなくなった。

「ルリ!!!!」

お父さんが私に駆け寄り、

抱きついてきた。

「ルリ…

よくやった。」

確かな温もり。

私の頬を涙がつたう。

「…でも…瑠李が…

瑠李が私のせいで…」

「違う。ルリのせいじゃない。

瑠李は…お前に生きて欲しくて、自分が身代わりになったんだ。

だから、ルリを守りに行く時の瑠李の表情は、

なにも迷いが無かった。

だから…大丈夫だ。

瑠李はお前を守って後悔なんかしてない。

絶対にな。」